最大実投与量の5倍量までの経口投与(1ヵ月に1回、計7回)
安全性
安全性について
各種試験において、優れた安全性を確認
8週齢の子犬
アベルメクチン感受性コリー犬
最大実投与量の5倍量までの経口投与(単回)
犬糸状虫感染犬
最大実投与量の3倍量までの経口投与(1ヵ月に1回、計3回)
国内臨床試験
犬155頭に、計500回以上の投与
薬剤投与に関連する有害事象は認められなかった
臨床的に安全性の評価が高い
有効成分を配合
サロラネル
ゾエティスが動物用に開発。
S-エナンチオマー構造。
モキシデクチン
長年にわたりフィラリア症予防薬として
世界中で使われている。
ピランテル
ファイザー社が発見・開発。
人医療・獣医療で幅広く使用されている。
子犬における安全性
対象動物安全性試験
動物 |
頭数 |
投与経路/ |
投与量 サロラネル/ |
観察項目 |
---|---|---|---|---|
子犬 |
各群 |
経口投与 |
|
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- 投与に関連すると考えられる有害事象は認められなかった。
アベルメクチン感受性
コリー犬における安全性
対象動物安全性試験
動物 |
頭数 |
投与経路/ |
投与量 サロラネル/ |
観察項目 |
---|---|---|---|---|
MDR1 |
各群 |
経口投与 |
|
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- 3倍量まで忍容であった。
- 5倍量で軽度かつ一過性の臨床的所見(線維束性収縮、運動失調、散瞳)が認められたが、無処置で回復。
- いずれの用量も、痙攣等の重篤な神経学的所見は認められなかった。
犬糸状虫感染犬に
おける安全性
対象動物安全性試験
動物 |
頭数 |
投与経路/ |
投与量 サロラネル/ |
観察項目 |
---|---|---|---|---|
犬糸状虫 |
各群 |
経口投与 |
|
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- いずれの用量も認容であり、重篤な有害事象の要因となり得る急激な殺虫作用は示さないと考えられた。