トロコキシルはさまざまな
体重域の犬種に投与され、
以下に示す基礎疾患において有効性および
安全性が確認されました。
NSAIDsに特異的にみられる肝機能、腎機能、
腎機能、および血液凝固系に対する影響は
認められませんでした。
生理学的検査、体重、摂餌量、血液学的検査、
血液生化学的検査、
心電図検査、器官重量
および剖検においても影響は
みられませんでした。
※病理組織学的検査では腹部臓器の漿膜表面に
異物(摂取物)が見られ、死因は腹膜炎と判断されたが、
その原因は特定できず、投与との関連は否定できなかった。
欧州で報告された有害事象は以下の通りで、
発現頻度はいずれも1%未満であると
推定されました。
2008年9月から2013年1月までの報告
※20kgの犬が用量2mg/kgとして本剤2錠を7回投与されたと仮定した場合、
本剤投与総数を180,620頭として算出した。
消化管障害の発現時期と持続期間について、トロコキシル群はリマダイル群と同程度でした。
また、主な事象は、下痢と嘔吐でした。
2009年2月から6月にかけて欧州で実施した市販後臨床試験において、
担当獣医師が投与薬剤との関連を疑った消化管障害の事象