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TOPICSBRDCサポート情報

BRDC対策における最新情報をお届けします。

[新連載]

牛呼吸器病症候群（BRDC）で困る農場をなくすために

VOL.016

牛呼吸器病起因菌のセフチオフルに対する薬剤感受性調査―日本および米国での最新報告―

呼吸器症状を呈している牛、または健康牛の鼻腔スワブから分離されたマンヘミア ヘモリチカおよびパスツレラ ムルトシダに対するセフチオフルのMIC(最小発育阻止濃度)を測定しました。

VOL.015

マイコプラズマ ボビスに対するツラスロマイシンの有効性―感受性の異なる 2 つの株を用いた有効性確認試験―

感染症治療にあたって抗菌剤を選択する際は、タ ーゲットとする細菌の薬剤感受性を調べることが重要です。しかしながら、マイコプラズマ ボビス(M. bovis)では、ツラスロマイシンに対する薬剤感受性結果と臨床効果に相関がないとされており、米国臨床検査標準化委員会(CLSI）でもプレイクポイントが設定されていません。

VOL.014

持続型抗菌剤の新しい活用方法のご提案―PTIによるコスト削減―

持続型抗菌剤は1回投与で抗菌力を適切な期間持続させ、呼吸器病の再発率を低減させます。さらに、投与後、適切な経過観察期間(Post Treatment Interval ：PTI)を設けることにより、 不必要な治療を削減できます。今回、持続型抗菌剤投与後のPTI設定の違いによる再治療率及び治療コストの差を比較しました。

VOL.013

日本におけるマイコプラズマ ボビスの薬剤感受性

本疾病の治療ではタンパク質合成やDNA阻害をターゲットとした抗菌剤が一般に用いられますが、近年、これら薬剤への耐性化が問題となっています。今回、日本で分離されたマイコプラズマ ボビス(Mb) のシークエンス型(ST)の経年推移と薬剤感受性の変化について紹介します。

VOL.012

リスポバル®を効果的にお使いいただくための10のポイント

投与前のポイント 1. 投与時の牛の健康状態 異常が認められる牛への投与は避けてください。 2. 投与時期 輸送直前や導入直後における投与はなるべく避けてください。 3. 溶解時 よく振ってください。溶解用液にはエンドトキシン吸着剤として水酸化アルミニウムゲルが添加されています。 4. 溶解後 　 人肌に温めてください。

VOL.011

持続型抗菌剤エクセーデCの活用方法―マンへミア性肺炎―

マンヘミア ヘモリチカは牛呼吸器病の重要な病原菌のひとつであり、子牛に重篤な肺炎を引き起こすだけではなく、搾乳牛においても集団感染を引き起こし、生産者に大きな経済的損失をもたらします。今回、マンヘミア性肺炎治療におけるポイント、また、セフチオフルを主剤とした持続型抗菌剤エクセーデCの活用方法をご提案します。

VOL.010

持続型抗菌剤の新しい活用法のご提案―PTIの実践II―

持続型抗菌剤は1回投与で抗菌力を適切な期間持続させ、肺炎の再発率を低減させます。さらに、投与後適切な経過観察期間(Post Treatment Interval)を設けることにより、不必要な治療を削減できる可能性があります。今回、持続型抗菌剤であるエクセーデCによる肺炎治療において、PTIの有効性を検討しました。

VOL.009

フリーストール搾乳牛群におけるマンヘミア ヘモリチカ単独感染による集団肺炎に対する持続型セフチオフル製剤の有効性

持続型抗菌剤は1回投与で抗菌力を適切な期間持続させ、肺炎の再発および蔓延を低減させます。さらに、投与後適切な経過観察期間(Post Treatment Interval)を設けることにより、不必要な治療を削減できる可能性があります。今回、持続型抗菌剤であるエクセーデCのマンへミア ヘモリチカ単独感染による集団肺炎への有効性を検討しました。

VOL.008

マイコプラズマ ボビス(Mb)感染症へのアプローチ―獲得免疫の視点から―

呼吸器感染に対する牛の生体防御では、1．気管支の線毛や粘液による物理的防御　2．好中球やマクロファージによる非特異的な自然免疫　3．リンパ球を軸とした特異的な獲得免疫が重要です。マイコプラズマ ボビスはこれらの防御機構をかいくぐり、他病原体による二次感染や慢性化を助長します。今回、マイコプラズマ ボビスによる自然免疫の抑制メカニズム及びその対策の可能性を示します。

VOL.007

マイコプラズマ ボビス(Mb)感染症へのアプローチ―自然免疫の視点から―

呼吸器感染に対する牛の生体防御では、1．気管支の線毛や粘液による物理的防御　2．好中球やマクロファージによる非特異的な自然免疫　3．リンパ球を軸とした特異的な獲得免疫が重要です。マイコプラズマ ボビスはこれらの防御機構をかいくぐり、他病原体による二次感染や慢性化を助長します。今回、マイコプラズマ ボビスによる自然免疫の抑制メカニズム及びその対策の可能性を示します。

VOL.006

持続型抗菌剤の新しい活用法のご提案 ―PTIの実践―

牛呼吸器病の再発率を低減させるためには、適切な期間、抗菌作用を維持することが重要となります。ヒトの肺炎治療においても同様に、抗菌剤による治療期間の設定は治癒率に影響を与えることが知られており、患者の状態（免疫、重症度等）、病原体及び抗菌剤の特徴を総合的に評価し設定する必要があります。

VOL.005

持続型抗菌剤の新しい活用法のご提案

抗菌剤治療により呼吸器症状が改善しても、肺組織はダメージからすぐには回復しません。そのため、再感染のリスクが高く、肺炎が再発するケースがあります。長期持続型抗菌剤はこの期間をカバーし、1回投与で治療を完了し、さらに再発を軽減します。

VOL.004

牛のマイコプラズマ ボビス感染とマンヘミア ヘモリチカ―感染順序による重篤性―

牛の呼吸器病(BRDC)では様々な病原体による複合感染が一般的であり、単独感染時より病変あるいは病状が重篤化するという種々の報告があります。今回、2つの試験によりマイコプラズマ ボビス（Mb）とマンヘミア ヘモリチカ（Mh：旧名称パスツレラ ヘモリチカ）の感染順序による肺病変および臨床症状における重篤度の違いを検討しました。

VOL.003

牛のマイコプラズマ ボビス感染とマンヘミア ヘモリチカ―単独感染と複合感染―

牛呼吸器病(BRDC)ではさまざまな病原体による複合感染が一般的であり、単独感染時より病変あるいは病状が重篤化するという種々の報告があります。本試験においてはマイコプラズマ ボビス（Mb）とマンヘミア ヘモリチカ（Mh：旧名称パスツレラ ヘモリチカ）の単独あるいは複合感染による病変および臨床症状を検討しました。

VOL.002

米国におけるドラクシンとエクセーデCを活用した治療プロトコール

牛の呼吸器病は農場経営に大きな経済的被害をもたらします。今回、米国においてドラクシン（主成分：ツラスロマイシン）とエクセーデ C（主成分：セフチオフル）を用いた呼吸器病対策を実施し、その効果を検証しました。

VOL.001

ツラスロマイシンを用いた感受性試験における注意点

ドラクシンの主成分であるツラスロマイシンの細菌に対する最小発育阻止濃度（MIC）は培養条件のわずかな変化でも大きく影響を受けます。また、ツラスロマイシンは抗菌作用の他に抗炎症作用を有することが証明されているため、感受性試験のみではツラスロマイシンの臨床上の有効性を正しく評価できません。

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