01はじめに
マンへミア ヘモリチカ単独感染による集団肺炎に対する持続型抗菌剤エクセーデCの有効性を検討しました。
02試験概要
04まとめ
- ・ 過去の事例報告同様、マンヘミア ヘモリチカは急速に牛群内で蔓延し、発症牛における乳量の急激な低下(40~50%低下)、死亡・廃用及び治療に伴う乳廃棄により経済的損失は甚大であった。
- ・ 持続型セフチオフル製剤”エクセーデC”を使用後、新規発症頭数は減少し、終息に至った。乳休薬設定なし・7日間の有効性持続という特長から、
1. 再発及び蔓延防止
2. 廃棄乳代の削減
3. 労力の軽減
につながると考えられた。
(出典:益永 大輔ほか: 北海道獣医師会雑誌 第62巻第8号 36: 2018)