01はじめに
マンヘミア ヘモリチカは牛呼吸器病の重要な病原菌のひとつであり、子牛に重篤な肺炎を引き起こすだけではなく、搾乳牛においても集団感染を引き起こし、生産者に大きな経済的損失をもたらします。今回、マンヘミア性肺炎治療におけるポイント、また、セフチオフルを主剤とした持続型抗菌剤エクセーデCの活用方法をご提案します。
02治療のポイント
マンヘミア ヘモリチカの治療のポイント
- 1.肺炎早期に治療を開始し、症状が改善してから少なくとも1~2日間は治療を継続すること
- 2.マンヘミア ヘモリチカに有効な抗菌剤を選択すること
- 3.適切な投与経路、投与量を用いること
- 4.最初の治療に反応しなかった場合、抗菌剤の投与期間を再評価すること
(出典:Irsik, M. B. et al.: University of Florida Cooperative Extensio n Service: 2010)
03エクセーデCの特長
エクセーデCは1回投与で、これらのポイントをカバーできます
- ・1回投与で少なくとも1週間効果が持続します
- ・マンヘミア ヘモリチカに有効なセフチオフルが主剤です
- ・乳の使用禁止期間の設定はありません
- ・耳根部皮下投与のため、可食部位のダメージはありません