ドラクシン®25; よくある質問
よくあるご質問
1. ドラクシン25は従来のドラクシンと何が違うのですか?
「ドラクシン25」は、有効成分ツラスロマイシンの含有濃度が「ドラクシン」の4分の1となっているため、注射量(mL)は「ドラクシン」の4倍になります。
例えば、体重10kgの子豚に投与する場合、「ドラクシン」では1回の注射量が0.25mL、「ドラクシン25」では1mLとなります。
体重の軽い子豚にも注射しやすい投与量になりました。
体重10kgの子豚に投与する場合
ドラクシン25 | ドラクシン | |
---|---|---|
有効成分含量 | 1mL中25.0mg(力価) | 1mL中100.0mg(力価) |
体重10kgあたり 投与量 |
1mL (ツラスロマイシン25mg)※ | 0.25mL (ツラスロマイシン25mg) |
※ドラクシンと比較し4倍量で投与可能
投与しやすい量になりました。
2. ドラクシン25の適応症、有効菌種を教えてください。
従来のドラクシン(豚)と同じです。
- [有効菌種] アクチノバチルス プルロニューモニエ、パスツレラ ムルトシダ、ヘモフィルス パラスイス、マイコプラズマ ハイオニューモニエ
- [適応症] 豚:細菌性肺炎
※ドラクシンは牛への適応症があります。 詳しくはこちら
3. ドラクシン25の使用禁止期間を教えてください。
ドラクシン(豚)と同じ16日間です。
4. ドラクシン25の開封後の使用期限を教えてください。
ドラクシン25を開封後は、90日以内にお使いください。
※従来のドラクシンは、開封後28日間以内にお使いください。
5. どのステージでどの抗菌剤を使ったら良いですか?
ゾエティスの抗菌剤ラインアップで、発育ステージと病因に合わせて最適な治療薬を選択することができます。
細菌性肺炎を呈している子豚には、注射しやすい投与量が設定できるドラクシン25をおすすめします。(体重10kgあたり投与量が1mL)
ゾエティスの抗菌剤ラインアップで発育ステージと病因に合わせた治療薬の選択を。
発育ステージと発症頻度との関係(想定図)
要指⽰医薬品の使⽤においては獣医師等の処⽅箋・指⽰により使⽤すること。
第⼀次選択薬が無効の症例に限り使⽤すること。
6.ドラクシン25とドラクシンの投与量を教えてください
体重あたりの投与量は以下の通りです。
ドラクシン25投与量 例
体 重 | 投与量 |
---|---|
1kg | 0.1mL |
3kg | 0.3mL |
6kg | 0.6mL |
10kg | 1.0mL |
15kg | 1.5mL |
20kg | 2.0mL |
30kg | 3.0mL |
40kg | 4.0mL |
※体重40kgを超える豚に投与する場合は、投与容量を分割して、1ヶ所への投与量を4.0mL以下にしてください。
ドラクシン投与量 例
体 重 | 投与量 |
---|---|
10kg | 0.25mL |
20kg | 0.5mL |
30kg | 0.75mL |
40kg | 1.0mL |
50kg | 1.25mL |
56kg | 1.4mL |
※体重56kg以上の豚に投与する場合は、投与容量を分割して、1ヵ所への投与量を1.4mL以下にしてください。